背景黒の画像素材を半透明の状態で合成する方法です。photoshop等のソフトで試してみてください。
黒背景素材を半透明にして合成する簡単な方法
photoshopを使って背景黒の合成用素材を背景に合成してみます。
合成用素材↓(フリー素材として配布中です)
背景素材↓(フリー素材として配布中です)
【手順】
背景に合成用素材を配置します。この時点では背景が黒色の状態です。
レイヤーの合成用素材を選択し、「覆い焼き(リニア)-加算」もしくは、「スクリーン」を選択します。
※覆い焼き(リニア)-加算のほうが白色がより光っているような表現になります。
すると、以下のように黒色の背景が透過され、半透明の状態になりました。
以上です!
この方法だと背景の色によっては合成用素材の色にも影響が出てしまいますが、かなり簡単に透過する方法だと思います。この方法を使う場合は背景は暗めのほうがきれいになります。
合成用素材の線を濃くする場合
より合成用素材を濃くするにはレイヤーを重ねると簡単に線を濃くできます。
レイヤー重ねてぴったり画像の線を合わせると、以下のように線がよりはっきりします。
壁の側面に合成する方法
編集>変形>遠近法 を使うと壁や床、天井などの真正面以外の側面にも合成できます。
合成素材の境界が気になる場合
グロー効果が強い合成素材は透過したときに画像の境界がはっきり出てしまう場合があります。
その場合はソフト円ブラシなどのふわっとしたブラシを使って回りを消すと自然になります。消しながら不透明度の%を少しずつ下げてもいいかもしれません。
エフェクトの合成
魔法陣の合成素材集に含まれる素材を使えばエフェクトも簡単に追加できます。
試しに雷のエフェクトを配置してみます。
素材を選択し、「覆い焼き(リニア)-加算」を選択します。これで雷のエフェクトだけ追加できました。
素材を90度回転して下に置くと地面から電撃が発生しているようなエフェクトにもなります。
複数の魔法陣素材とエフェクト素材を組み合わせてオリジナルのエフェクトを作成できます。
以下の無料プレゼント素材を使ってみます。(画像クリックでDLページに飛びます)
サイズを変えて組み合わせてみました。
また、組み合わせた画像を結合すると一枚の画像として扱えるので、傾けたりしやすくなります。保存して使いまわせるようにしておきましょう!
おわりに
黒背景の素材を合成する方法は、RGBチャンネルをマスクとして利用する方法や、自動で透過してくれるAIサービスを使う方法などもあります。
この記事の方法だけでも以下のような合成はできるので、イラスト制作などにお役に立てれば幸いです。